プラント内の配管で結露が起きる原因とは?防ぐ方法について解説

福井県にてプラントの保温・保冷工事等を承っております、有限会社和孝工業(わたかこうぎょう)です。

プラント内で使用されている配管には、結露が発生することがあります。
結露はちょっとしたことにも思えますが、製造品によっては品質低下を招くこともあり、季節を問わず対策が必要です。

今回は、配管で結露が起きる原因と、防ぐ方法について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 結露ができる原因

冬になると、窓に水滴がついて結露していることがあります。
これは温度が低くなることによって、空気中に含まれる飽和水蒸気量が少なくなり、余分な水蒸気が水滴になるためです。

プラントの配管は中を通る流体が高温・低温であると、外気との温度差が生まれるため、結露が起きやすくなります。
また、換気効率が悪いと空気がよどんで湿気を逃しにくく、こちらも結露の原因になります。

■ 結露によるリスクについて

結露が起きると、このようなリスクが考えられます。

・漏電、ショート

配管で発生した結露が、電気系統などに入り込んでしまうと、漏電が発生します。
漏電とは、絶縁されていない部分を通じて外部に電流が流れ出る状態を指し、感電や火災のリスクがあります。もちろん、漏電を察知してブレーカーが漏電遮断機を作動させますが、復旧には時間がかかるでしょう。
ショートは、本来つながってはいけない電線同士が接触し、大量の電流が一気に流れ込む現象のことです。
漏電とは違い、火花や発火が生じるため、重大な事故につながりやすいです。

・カビの発生

結露によって、カビが生えることもあります。
カビはとくに食品の製造で食の安全性が脅かされるため、徹底した対策が必要といえます。
単純に、結露の水滴が食品に落ちるだけでも損失につながるほか、水滴に混入した細菌による健康被害も考えられるでしょう。

・サビによる腐食

配管によっては、ステンレス鋼や炭素鋼が使われており、これらは水滴によってサビる恐れがあります。
とくに水の溜まりやすい継ぎ手部分や設備の隙間は、サビやすいといえます。
サビは見た目が悪いだけでなく、耐久性を大きく落とすほか、周辺へと広がるため厄介です。

・コストの上昇

サビなどによって配管・機械が傷むと、故障や破損が早まることになります。
そのためこれらの交換といったメンテナンスコストがかかるでしょう。
故障によって交換や修繕を行う場合、プラントの稼働を一時的に止めることにもつながるため、損失が膨らむ可能性もあります。

■ 結露を少なくするための対策

結露を少なくするためには、このような対策があります。

・保温、保冷工事

配管のほかに、ダクト・ポンプ・タンクなどの周囲に保温材・保冷材を取付けて、温度変化を抑える工事です。
保冷工事は熱の侵入を防ぐほかに、防湿や凍結防止などを含める場合もあります。
保温材を施した上から板金で覆うのが、ラッキング工事です。ラッキングによって保温材が守られるので、より外気の影響を受けにくく、劣化や損傷を避けられます。

・換気、除湿

換気用のファンや、除湿機を稼働させる方法です。
空気を循環させて空気のよどみをなくし、湿度を下げることで結露を防ぎます。

・排水ルートの確保

空調機器の場合は、結露水を逃がすドレンがあります。
このドレンに適切な勾配がついているか、つまりはないかといった点検も、結露対策になります。
ドレンから水が排出されないと、再蒸発や水漏れにつながるためです。

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■ まとめ

配管における結露の発生原因とは、外気との温度差や、換気不良があげられます。
プラント配管で結露が発生すると、漏電やショートによる事故、カビ・細菌の混入による安全性の損失が予測されるため、結露の防止には保温工事などが有効です。


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