保冷工事

■ 保冷工事とは?

保温工事と似ていますが、保冷工事は配管内部へ熱が及ぶのを防ぎ、常温以下の低温状態に保つことを目的としています。
また、天井内にある配管の結露を防ぐ役割も担っているため、保温工事とは似て非なるものです。

発電所や工場・プラントにおける冷房や冷水配管などが必要箇所へ通される際に、そのままの状態では表面結露や熱吸収が生じてしまうことに。
そういったことに対する防止策として、保冷工事が必要です。

 

■ 保冷工事の保温材は?

配管などを伝う気体や液体の温度をなるべく上げずに、目的の場所まで届けるのが保冷工事の主な目的ですが、それだけではありません。
例えば除湿(外の温度からの影響を防ぐ)、結露防止(温度差による結露を防ぐ)、凍結防止といった効果も併せて求められることが多いため、保温材は防湿+保温(保冷)効果が備わっているアルミ付きのグラスウールが一般的です。

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